どうも、しょういちです。
今回は、ゲームボーイシリーズ(GB・GBC・GBA)のソフトでゲーム実況・ゲーム配信をするやり方&おすすめのキャプチャーボードについてをご紹介します。
ゲームボーイは、任天堂が発売したゲーム&ウオッチ以来の携帯ゲーム機で、ファミコンとはまた違ったドット絵のゲーム画面が特徴的なハードです。
ゲームボーイのソフトには意外と名作が多く、1996年2月に発売された「ポケットモンスターシリーズ(ポケモン)」は、低迷していたゲームボーイの人気に一気に火をつけたソフトとして有名で、現在でもテレビアニメやカードゲーム、各種グッズなどのメディアミックス展開が続いています。
僕としても、当時、クリスマスプレゼントに「ポケットモンスター赤」のソフトを買ってもらったこともあって、非常に思い入れのあるゲーム機になっています。
この記事では、そんなゲームボーイソフトの遊び方にあわせたゲーム実況・配信のやり方や、おすすめキャプチャーボードについてを解説していきます。
なお、「そもそもキャプチャボードって何?」という方は、下記の記事をご覧ください。

まずはゲームボーイシリーズのソフト・対応機種を確認してみよう
初代ゲームボーイが発売されて以降、ゲームボーイ本体のサイズ・重量はもちろん、機能なども様々な改良が加えられ、それとともにソフトも徐々に進化していきました。
ゲームボーイシリーズの本体は、大きく4種類に分けることができます。
- ゲームボーイ系(ゲームボーイ・ゲームボーイポケット・ゲームボーイライト)
- ゲームボーイカラー
- ゲームボーイアドバンス系(ゲームボーイアドバンス・ゲームボーイアドバンスSP)
- ゲームボーイミクロ
加えて、ゲームボーイシリーズのソフトは、下記のように4種類に分けることができます。
- ゲームボーイ用ソフト
- ゲームボーイ&カラー共通ソフト
- ゲームボーイカラー専用ソフト
- ゲームボーイアドバンス専用ソフト
それぞれゲーム機・ソフトの対応表は下記のようになります。
GB系 | GBカラー | GBアドバンス系 | GBミクロ | |
ゲームボーイ(GB)用ソフト | ◯ | ◯ | ◯ | × |
GB&カラー共通ソフト | ◯ | ◯ | ◯ | × |
GBカラー専用ソフト | × | ◯ | ◯ | × |
GBアドバンス専用ソフト | × | × | ◯ | ◯ |
また、携帯型ゲーム機であるゲームボーイシリーズのソフトを、家庭用ゲーム機(据置型ゲーム機)でも遊べるようにした任天堂純正のゲームボーイ互換機も存在します。
スーパーファミコンの周辺機器である「スーパーゲームボーイ1・2」と、ゲームキューブの周辺機器である「ゲームボーイプレーヤー」です。
スーパーゲームボーイ1・2とゲームボーイプレーヤーのソフト対応表は下記のようになります。
スーパーゲームボーイ1・2 | ゲームボーイプレーヤー | |
ゲームボーイ(GB)用ソフト | ◯ | ◯ |
GB&カラー共通ソフト | ◯ | ◯ |
GBカラー専用ソフト | × | ◯ |
GBアドバンス専用ソフト | × | ◯ |
ゲームボーイの互換機として、スーパーゲームボーイ1・2やゲームボーイプレーヤーは使い勝手が良く、利用している実況者・配信者も多いです。しっかりチェックしておきましょう。
ゲームボーイシリーズのソフトでゲーム実況・配信をする方法4つを確認しよう
ゲームボーイシリーズのソフトは実機ではもちろん、それ以外の機器や方法を利用して遊ぶことができます。これはゲーム実況・配信でも同様で、具体的な手段としては下記4つになります。
- ゲームボーイシリーズの実機
- 純正ゲームボーイ互換機(ゲームボーイ周辺機器の利用)
- サードパーティー製の互換機(レトロフリーク)
- バーチャルコンソール(Nintendoの有料ダウンロードサービス)
一つずつチェックしていきましょう。
ゲームボーイシリーズの実機を使って遊ぶ場合/接続方法&メリット・デメリット
遊べるタイトル | 発売済みのゲームボーイソフト(1246タイトル以上) |
本体のAV出力端子 | なし |
キャプチャーボードとの接続 | 不可(スマートフォン・ビデオカメラによる直撮り) |
- 当時と同じ状況・感覚で遊ぶことができる
- 純正本体なので対応ソフトが確実に動作する
- 気軽に持ち運んで遊べる
- 映像の外部出力機能が無い
- 液晶画面が狭く小さい
- 直撮りによるキャプチャーのため、非常に見づらい
- 本体の電池が切れると強制的に終了させられる
ゲームボーイが現役で活躍していた頃に発売された本体を使って、ソフトを遊ぶ方法です。
一般家庭向けに製造されたゲームボーイシリーズの本体は、主に7種類あります。
- ゲームボーイ(DMG-001):初代モデル
- ゲームボーイポケット(MGB-001):初代モデルよりも小型・軽量・薄型で、画面が見やすくなった
- ゲームボーイライト(MGB-101):ゲームボーイポケットにバックライトを追加
- ゲームボーイカラー(CGB-001):ゲームボーイポケットとほぼ同サイズで、カラー画面になった
- ゲームボーイアドバンス(AGB-001):ゲームボーイシリーズのソフトと互換性のあるパワーアップ版
- ゲームボーイアドバンスSP(AGS-001):アドバンスをさらにパワーアップさせた折り畳み型ゲーム機
- ゲームボーイミクロ(OXY-001):GBアドバンスのソフトのみ対応で、アドバンスを小型化しバックライト付き液晶が搭載された
すでに前述しましたが、この7種類の本体を対応ソフトごとに分けると下記の通りになります。
- ゲームボーイ系(ゲームボーイ・ゲームボーイポケット・ゲームボーイライト)
- ゲームボーイカラー
- ゲームボーイアドバンス系(ゲームボーイアドバンス・ゲームボーイアドバンスSP)
- ゲームボーイミクロ
また、それぞれゲーム機・ソフトの対応表は下記のようになります。
GB系 | GBカラー | GBアドバンス系 | GBミクロ | |
ゲームボーイ(GB)用ソフト | ◯ | ◯ | ◯ | × |
GB&カラー共通ソフト | ◯ | ◯ | ◯ | × |
GBカラー専用ソフト | × | ◯ | ◯ | × |
GBアドバンス専用ソフト | × | × | ◯ | ◯ |
残念ながらゲームボーイシリーズの本体には、映像を外部出力する機能が搭載されていません。
そのため、ゲーム実況やゲーム配信で動画にする場合は、スマートフォンやビデオカメラによる直撮りが基本となりますが、非常に見づらい動画になります。
そのためゲーム実況・配信では、次項で紹介する「任天堂純正のゲームボーイ互換機」を使用して映像・音声を外部出力させる方法が一般的です。
純正のゲームボーイ互換機を使って遊ぶ場合/接続方法&メリット・デメリット
任天堂純正のゲームボーイ互換機を使用して、スーパーファミコン・ゲームキューブ経由で映像を外部出力させて遊ぶ方法です。
ゲームボーイシリーズの本体には映像を外部出力させる機能はありません。しかし、専用の周辺機器を使うことによって、スーパーファミコンやゲームキューブでゲームボーイシリーズのソフトをテレビに表示させて遊ぶことができます。
任天堂純正のゲームボーイ互換機は下記3つです。
- スーパーゲームボーイ
- スーパーゲームボーイ2
- ゲームボーイプレーヤー
スーパーゲームボーイ・スーパーゲームボーイ2/スーパーファミコン周辺機器
遊べるタイトル | 発売済みのゲームボーイ用ソフト・ゲームボーイ&カラー共通ソフト |
SFC本体のAV出力端子 | AVマルチ出力端子(S端子・コンポジット)、RFスイッチ |
キャプチャーボードとの接続 | コンポーネント・S端子・コンポジットビデオケーブル |
- 当時を懐かしみながら遊ぶことができる
- スーパーファミコンを利用してゲームボーイソフトが遊べる
- 電池切れによる強制終了を気にする必要がない
- スーパーゲームボーイ独自の機能が利用できる(お絵描き・二人対戦・その他)
- スーパーゲームボーイ2は通信機能も使える
- スーパーゲームボーイ1は中古品でも安価で入手できる
- カラー専用ソフト・アドバンス専用ソフトには非対応
- スーパーゲームボーイ2は中古品でも3000円前後とやや高価
- スーパーファミコン本体・コントローラなども必要になる
スーパーゲームボーイ・スーパーゲームボーイ2はスーパーファミコンの周辺機器で、ゲームボーイ用ソフトやゲームボーイ&カラー共通ソフトを、スーパーファミコンソフトと同じように遊ぶことができます。
外観は、ゲームボーイの差し込みスロットがあるスーパーファミコンソフト、といったイメージです。
スーパーファミコンをそのまま利用するため、AV出力端子もMULTI OUTやRFスイッチなどになります。
この方法は、スーパーファミコンソフトを実機で遊ぶのと同じ扱いになります。
接続方法などの詳細について、下記の記事もあわせてご覧ください。

ゲームボーイプレーヤー/ゲームキューブ周辺機器
遊べるタイトル | 発売済みのゲームボーイソフト(カラー専用・アドバンス専用も含む) |
GC本体のAV出力端子 | デジタルAV出力(コンポーネント・D端子)、AVマルチ出力端子(S端子・コンポジット端子) |
キャプチャーボードとの接続 | コンポーネント・S端子・コンポジットビデオケーブル |
- 当時を懐かしみながら遊ぶことができる
- ゲームキューブを利用して全てのゲームボーイシリーズのソフトが遊べる
- 電池切れによる強制終了を気にする必要がない
- ゲームボーイプレーヤー独自の機能が利用できる(フレーム・画面拡大など)
- 通信機能も利用可能
- 中古品の価格がそこそこ高い(本体+ディスクセットで5000円前後)
- ゲームボーイプレーヤー本体とスタートアップディスクはセットで揃える必要がある
- ゲームキューブ本体・コントローラなども必要になる
ゲームボーイプレーヤーはゲームキューブの周辺機器で、すべてのゲームボーイシリーズのソフトを、ゲームキューブソフトと同じように遊ぶことができます。
純正機器を使ってゲームボーイソフトのゲーム実況・配信を行うことができ、不具合がほとんどなく動作安定性も高いため、僕もこの方法をよく利用しています。
「ゲームボーイプレーヤー本体」と「ゲームボーイプレーヤー スタートアップディスク」のセットで利用します。下の画像のものが「ゲームボーイプレーヤー本体」で……
こちらが「ゲームボーイプレーヤー スタートアップディスク」です。
具体的な利用方法は下記の通りです。
- GC本体底面にゲームボーイプレーヤー本体を接続する
- ゲームボーイプレーヤー本体にゲームボーイソフトを差し込む
- GC本体の電源をONにしてスタートアップディスクを入れて起動する
本体・ディスクのどちらか1つが不足すると起動できないため、気をつけましょう。
なお、この方法はゲームキューブソフトを実機で遊ぶのと同じ扱いになります。
接続方法などの詳細について、下記の記事もあわせてご覧ください。

サードパーティー製の互換機を使って遊ぶ場合/接続方法&メリット・デメリット
※画像はサイバーガジェット・レトロフリーク製品ページより引用
対応ハード | レトロフリーク、その他サードパーティー製互換機 |
遊べるタイトル | 互換機で動作するソフトのみ |
本体のAV出力端子 | HDMI(レトロフリークの場合)/ RCA / その他 |
キャプチャーボードとの接続 | HDMI、コンポジットビデオケーブルなど |
- ゲームボーイシリーズの実機よりも簡単に新品を入手することができる
- HDMIケーブルで接続できるものが多い
- 中断セーブやバックアップ機能が付いているものも存在する
- レトロフリークはゲームボーイ以外のレトロゲームでも使用可能
- ゲームボーイソフトは実物を購入しなければならない
- 互換機を製造しているメーカーが非常に多く、仕様も様々で不安が大きい
- 純正本体と比べて全体的に作りが甘いものが多く、ゲームソフトとの接触や操作性も悪い
- 映像・音声の挙動がおかしくなったり、動作非対応・差し込み不可能なソフトも多く存在する
- レトロフリークはレトロゲーム互換機として有名だが、高価なわりに故障や破損しやすいことでも有名
任天堂純正品ではないサードパーティー製の互換機を使って、ゲームボーイシリーズのソフトを遊ぶ方法です。
ゲームボーイ互換機はあまりイメージがありませんでしたが、いくつか販売されています。その中でも「レトロフリーク」という互換機が有名です。
※画像はサイバーガジェット・レトロフリーク製品ページより引用
「レトロフリーク」は、2015年10月31日に株式会社サイバーガジェットが発売したレトロゲーム互換機です。小さな本体に専用のカートリッジアダプターを接続することで、ゲームボーイシリーズ(GB・GBC・GBA)を含めた11種類のレトロゲームを遊ぶことができます。
※画像はサイバーガジェット・レトロフリーク製品ページより引用
レトロフリーク本体を接続したカートリッジアダプターに、ソフトを直接差し込んで遊んだり、本体のmicroSD内にソフトのデータをコピーしてエミュレータで起動したり、といった仕様になっています。
一つの本体で多くのゲームの互換機として利用できるメリットがある反面、動作安定性が低かったり、非対応ソフトが存在したり、故障・不具合が起きやすかったり……などの難があるのがデメリットです。
接続端子に関しては、レトロフリークの場合はHDMIケーブルで接続できます。その他の互換機もHDMIケーブルやコンポジットケーブルで接続できる印象です。
バーチャルコンソールを利用して遊ぶ場合/接続方法&メリット・デメリット
対応ハード | Wii U、3DS・2DSシリーズ |
遊べるタイトル | 配信されているタイトルのみ |
Wii UのAV出力端子 | HDMI、AVマルチ出力(コンポーネント・D端子・S端子・コンポジットケーブル対応) |
3DS・2DSシリーズのAV出力端子 | なし(外部出力不可) |
キャプチャーボードとの接続 | HDMI・コンポーネント・S端子・コンポジットビデオケーブル |
- 懐かしのタイトルを現行のゲーム機などで手軽に遊べる
- 入手困難なソフトでも、当たり前のように安価で配信されている
- バーチャルコンソールのソフト1本の価格が良心的で安い
- 中断セーブ機能が利用できる
- 全てのゲームボーイタイトルが配信されているわけではない
- ゲーム機によって配信されているタイトルが微妙に異なる
- ダウンロード&プレイにはインターネットへの接続や有料でのサービス利用が必須
Nintendo公式の有料ダウンロードサービスであるバーチャルコンソールを活用して、ゲームボーイソフトを遊ぶ方法です。
バーチャルコンソールは、下記2つのどちらかで利用ができます。
- Wii U(ニンテンドーeショップ)
- 3DS・2DSシリーズ(ニンテンドーeショップ)
※Wiiショッピングチャンネルは2019年1月31日で終了しているため、新規で購入・ダウンロードすることは出来ません
発売済みの全てのタイトルが配信されているわけではありませんが、ゲームボーイタイトルはもちろん、それ以外のゲーム機ソフトもダウンロード&プレイできます。
この方法でゲーム実況・配信をする場合は、外部出力端子のあるWii Uの使用をおすすめします。
Wii UはHDMI・コンポーネント・D端子・S端子・コンポジットなどのケーブルに対応しています。キャプチャーボードと接続する際は、どちらにも対応できるHDMIケーブルで接続すると良いでしょう。
ちなみに、3DS・2DSシリーズには映像出力端子が存在しないため、キャプチャーする場合はスマートフォンやビデオカメラでの直撮りになります。
ゲームボーイシリーズのソフトでゲーム実況・配信におすすめのキャプチャーボード4点
ゲームボーイシリーズのソフトでゲーム実況・配信をする場合に、おすすめのキャプチャーボードは下記の4つです。
- I-O DATA GV-USB2
- Elgato Game Capture HD
- I-O DATA GV-HDREC
- AVerMedia ER330
ここでは主にS端子・コンポジット端子で接続できる製品を挙げています。
ファミコンもそうでしたが、ゲームボーイソフトのグラフィックは、ぼやけたりにじんだりすることを前提に作られているため、そこまで高画質でキャプチャーする必要はありません。
では、それぞれ見ていきましょう。
I-O DATA「GV-USB2」/ゲームボーイソフトのキャプチャーに最適
製品名 | USB接続ビデオキャプチャー GV-USB2(通称:GV-USB2) |
パソコンとの接続方法 | 外付け型・USB2.0 |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
パススルー出力 | なし |
最大録画品質 | 480i/59.94fps(OBS Studio・アマレコTVを使用) |
映像ビットレート | キャプチャーソフトのコーデックに依存 |
接続可能なビデオ端子 | コンポジット・S端子 |
対応OS | Windows XP SP2 以降(Windows 10対応) |
発売日 | 2010年9月下旬頃 |
備考 | 同じ本体で販売名称の異なるGV-USB/E・GV-USB2/HQ・GV-USB2/Aが存在する |
「レトロゲームの実況・配信には I-O DATA(アイ・オー・データ)のGV-USB2」というくらいに、定番のキャプチャーボードです。
2010年9月に発売してから未だに売れ続けている人気のキャプチャーボードで、コンポジット・S端子接続が可能なゲーム機で実況・配信する際に役立ちます。
スーパーゲームボーイやゲームボーイプレーヤーを使用する場合は、このGV-USB2があれば充分です。
▲Amazonではパッケージが新しくなった「GV-USB2/E」という名称で販売されています。アイ・オー・データ製ではない類似品も多いので、間違えないように注意しましょう。
GV-USB2の詳細は、下記の記事からご覧ください。

I-O DATA「GV-HDREC」/PC不要でゲーム映像キャプチャーが可能
製品名 | HDMI/アナログキャプチャー GV-HDREC(通称:GV-HDREC) |
パソコンとの接続方法 | PC不要・単体録画(スタンドアロン) |
エンコード方式 | ハードウェアエンコード |
パススルー出力 | フルHD(1920×1080)パススルー対応 |
最大録画品質 | 1080p/60fps |
映像ビットレート | 最大36Mbps |
接続可能なビデオ端子 | HDMI・コンポジット |
対応ストレージ | SDカード(128GBまで)、USB HDD/SSD/メモリー(2TBまで) |
発売日 | 2016年12月下旬頃 |
備考 | 1ファイル最大10時間まで録画可能 |
GV-USB2に続けて、こちらも I-O DATAのGV-HDRECです。
PC不要で場所を選ばずに録画が行えるキャプチャーボードで、コンポジットだけでなくHDMI接続にも対応しているため、レトロゲーム&最新ゲームで実況・配信したい方におすすめです。
後述するAVerMedia ER330と仕様が似ていますが、本体のボタンで操作が行えて、各種設定も項目を選択するだけでOKという、初心者向けの製品となっています。
S端子接続はできませんが、ゲームボーイの実況・配信くらいならコンポジット端子接続でちょうど良い画質になります。
GV-HDRECの詳細は、下記の記事からご覧ください。

AVerMedia「ER330」/PC不要で録画&配信が可能
製品名 | EzRecorder 330(通称:ER330) |
パソコンとの接続方法 | PC不要・単体録画(スタンドアロン) |
エンコード方式 | ハードウェアエンコード(H.264・H.265) |
パススルー出力 | 4K(3840×2160)パススルー対応 |
最大録画品質 | 1080p/60fps |
映像ビットレート | 最大40Mbps |
接続可能なビデオ端子 | HDMI・コンポジット |
対応ストレージ | microSDXCカード(512GBまで)、USB HDD/SSD(4TBまで)、NAS |
発売日 | 2021年2月5日 |
備考 | 1ファイル最大10時間まで録画可能(ファームウェアver 1.1.8.9以降に要アップデート) |
AVerMediaのER330は、PC不要で録画だけでなく配信もできてしまう便利なキャプチャーボードです。
HDMI・コンポジット端子に対応しているため、レトロゲームだけでなく、Nintendo Switchのような最新ゲーム機でもゲーム実況・配信をしたい方にピッタリな製品です。
先ほどのI-O DATA GV-HDRECと仕様が似ていますが、ストレージにmicroSDカードを使い、PC不要で配信をしたい方はER330のほうがおすすめです。
ER330の詳細は、下記の記事からご覧ください。

Elgato「Game Capture HD」/1台あればレトロゲーム全般に対応も可能
製品名 | Game Capture HD |
パソコンとの接続方法 | 外付け型・USB2.0 |
エンコード方式 | ハードウェアエンコード(H.264+AAC) |
パススルー出力 | フルHD(1920×1080)パススルー対応 |
最大録画品質 | 1080p/30fps(720pでは60fps) |
映像ビットレート | 最大30Mbps |
接続可能なビデオ端子 | HDMI・コンポーネント・コンポジット・S端子 |
対応OS | Windows 7 以降 / macOS X 10.7 Lion 以降 |
発売日 | 2012年5月21日(日本は2012年8月中旬) |
備考 | S端子アダプタは別売り |
Elgato Game Capture HDは、様々なゲーム機に対応できるキャプチャーボードで、1台あればたいていのレトロゲームのキャプチャーが可能になります。
基本はHDMI・コンポーネント・コンポジット接続に対応していますが、別途変換アダプタを用意することでS端子接続も可能です。
この製品はすでに生産を終了しているため、中古品で入手しましょう。
Game Capture HDの詳細は、下記の記事からご覧ください。

ゲームボーイシリーズのソフトでゲーム実況・配信をするやり方&おすすめキャプチャーボードをまとめると……
- ゲームボーイシリーズのソフトは、実機・純正互換機・サードパーティー製互換機・バーチャルコンソールなどで遊べる
- 元々の画質が粗いので、キャプチャーボードはS端子・コンポジット接続が可能なもので充分
- 動作保証はないが、S端子・コンポジットをHDMIに変換するコンバーターを使う手もある
- おすすめキャプチャーボードは、安価でS端子・コンポジット接続対応のGV-USB2
ゲームボーイシリーズのソフトのゲーム実況・配信は、任天堂純正の互換機を使ったほうが遊べるソフトも多く、当時と近い気分で楽しめます。
もちろん、バーチャルコンソールを利用しても問題ありませんので、その人の収録環境や好みなど、自分にあった方法&キャプチャーボードでゲーム実況・配信をしてみましょう。
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